2018/10/30
私たちの身のまわりには有害な細菌やウイルスがいっぱい。
健康な人でも知らないうちにがん細胞が生まれています。
細菌やウイルスが体内に侵入したり、がん細胞が発生したりしたことを感知したら、
それを攻撃して死滅させ、体外に排出する機能が働きます。
その機能を担うのが、血液中の白血球です。
白血球はマクロファージ、顆粒球、リンパ球に分類され、マクロファージは異物が侵入するとその場に急行し、
異物を食べて分解。顆粒球は比較的大きい異物を丸飲み、リンパ球はそれより小さい異物をとらえるのを得意とします。
ケガをしてできる膿や、風邪をひいたときに出る鼻水は、異物を分解した白血球たちの死骸なのです。
リンパ球は一度やっつけた敵を「抗原」として記憶し、2度目の侵入のときは素早く攻撃態勢に入ることができて、発病せずに済みます。それが免疫です。
免疫システムは 「心理状態」や 「生活スタイル」 に密接に連動し、ストレスを感じたり緊張したりすると低下します。
免疫低下は交感神経と副交感神経からなる「自律神経」バランスの ”崩れ” によるものです。
交感神経優位になると自分の体を攻撃し有害な活性酸素を出すため、がんや胃潰瘍、糖尿病などの
病気が引き起こされてしまう傾向に。
副交感神経優位ならアレルギー疾患になりやすく、血管拡張⇒低体温⇒がんになることも。
自分の性格を知り、自律神経のバランスのとれた生活を送ることが大切です。
近年の研究で、【緊張⇒交感神経優位⇒血行不良⇒低体温⇒体に酸素不足】状態ががんの発生に適した環境
であることがわかってきましたが、逆に言うと、運動で体を温め、深呼吸して酸素を取り入れ、
よく眠ることで自律神経のバランスを整え、がん細胞が発生しにくい体内環境になるということです。
寝すぎ・夜更かし・昼夜逆転生活はNG!基本は早寝早起!
さあ11月こそ、トキノの朝活へGO!