2018/08/29
「砂糖とノンカロリーの人工甘味料では、どちらが太るでしょう?」
2009年、テキサス大学のヘルスサイエンスセンターで行われた大規模疫学調査では、ダイエット・ソーダを毎日飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて、メタボリック症候群の合併リスクが36%、糖尿病の発症リスクが67%上昇するといったレポートがあります。
人工甘味料を摂ると「肥満ホルモン」が分泌される
ブドウ糖を摂れば血糖値が上がります。
すると、脳が甘さを感知して、視床下部の満腹中枢も刺激されます。
その結果、空腹感が和らぎ食べすぎを防げるのです。
一方、人工甘味料の場合は、舌で甘いと感じても、脳の視床下部には「甘い」「血糖値が上がっている」といった指令が届かないので、食べすぎる恐れがあります。
結果として人工甘味料がインシュリンの分泌を促すとすれば、カロリーはゼロだとしても、それだけ肥満のリスクも上昇します。
また、人工甘味料を摂りすぎると、血糖値の上昇、インシュリンの分泌量が増える分だけ、すい臓が疲弊して将来的には糖尿病になるリスクも高めてしまいます。
たとえ「カロリーゼロ」でも、過剰摂取は肥満や糖尿病お原因になりかねません。
皆さん、「カロリーゼロ」と上手にお付き合いしましょう。