2018/07/25
パソコンの画面を見ながらぼーっとしている。
あなたの脳は退化しているかもしれません。
『走れば脳は強くなる』の著者は、脳の鍛え方を解説しています。
体は脳のスイッチで、体を動かせばそれだけ脳が活性化されます。
逆に動かないと、脳への刺激が少なくなり、衰えてしまいます。
人類は400万年も前、狩猟採集生活を続け、お腹がすいたら獲物を求め
遥か遠い土地まで移動する、圧倒的な活動量の中で脳を鍛え進化してきました。
一方、現代は、歩くこともままなりません。
脳に刺激が伝わらず、使わない部分がどんどん萎縮していきます。
普通に生活していては体も脳も衰えていく一方。
最強の脳は走ってつくる
そこでおすすめしたいのが「ランニング」。
走って脳を鍛えることです。
ランニングには、ダイエットや体型・体力の維持などを期待する人が多いと思いますが、
その効果は身体よりもむしろ脳にこそ表れていると言っても過言ではありません。
ランニングをすると、主に「海馬」と「前頭葉」が鍛えられます。
海馬は記憶力、前頭葉は脳の司令塔として、集中力や計画力、発想力、判断力、思考力、
そして感情までをも司っています。
役割を会社の役職に例えるなら、前頭葉が「社長」で、
海馬はその補佐役の「秘書」といったところでしょうか。
共通するのは、どちらも仕事で高いパフォーマンスを発揮するための
必須能力を司っているということ。
ランニングとは、身体を鍛えると同時に記憶力や集中力、
さらには発想力といった脳機能全体を高めることのできる、
最強のパフォーマンスアップ・ツールなのです。
さあ、走りましょう!!